プログラム

「インターネット検索時代の文献整理術：検索の基本と検索結果の整理」
讃岐美智義　　広島市立安佐市民病院　麻酔・集中治療科

検索（文献検索）もCD-ROMの時代からインターネット検索時代になり、大きく様変わりしている。文献リストのみではなく、インターネット経由で全文まで入手可能になってきた。検索といえばインターネット上のサイトを検索するGoogleなどの検索エンジンも充実ぶりも頼もしい。

 これらのインターネット上のサイトやツールを駆使して自分の机から離れずに検索するテクニックを伝授する。また、どのようなツールを使用してどのように整理しておいたら検索結果を有効に活用できるかを考える。

 何かのデータを打ち込むときにExcelを使用する方は少なくないと思います。一方で、いまいち使いにくいと感じている方も少なくないでしょう。そんな方々のために、実は便利な機能をたくさん持つMicrosoftExcelと上手く付き合うためのコツをご紹介します。

   エクセルってこんなソフト（スプレッドシートとは）
   セルの属性を設定する
   データをスマートに入力するには
   印刷で失敗しないコツ
   エクセルでグラフをつくる
   エクセルからパワーポイントへ
   エクセルで簡単な統計 

 臨床研究では、「差がある」ことを主張するために統計解析が用いられます。しかし「何をもって差があるのか」という基準を決めなければ、意味のある判断ができません。また「意味のある差が存在する」ことを主張するためには、データ数がどれくらい必要であるのかも考慮する必要があります。

 条件のそろった動物実験ではn=6でも説得力があるかもしれませんが、臨床研究ではそうはいきません。このため臨床研究は以前に比べ大規模化していますが、いったいどれくらいのデータ数が必要かどうかはどうやって検討するのでしょうか？

 このような状況を私が抱えている研究を例にとり、難解な理論や数式ではなくパソコンを駆使して説明します。